「幸せなお金持ちになりたい。」
そう思っているのに、なぜか思うようにいかない。
頑張っているのに、お金が入ってくると不安になったり、チャンスが来ても自分から遠ざけてしまったり。
そんな経験はありませんか。
もしそうなら、原因は能力や努力ではなく、心の奥にある”罪悪感”なのかもしれません。
私は最近、そんなことを考えるようになりました。
子どもの頃、親の財布から10円や20円を取ってしまったことがあります。
今思えば、本当に小さな出来事です。
でも、子どもの私には「悪いことをしてしまった」という気持ちだけが残りました。
その出来事は終わったはずなのに、罪悪感だけは心の奥に残り続けていたように思います。
もちろん、子どもの頃に同じような経験をした人がみんなそうなるわけではありません。
でも私は、その小さな罪悪感が、長い時間をかけて大きく育ってしまったのかもしれないと感じています。
「私は幸せになってはいけない。」
「私は罰を受けるべき人なんだ。」
そんな言葉を口にしたことはありません。
でも、心のどこかでそう信じていたのかもしれません。
だから幸せになりたいと思っているのに、自分から幸せを遠ざける。
豊かになりたいと思っているのに、受け取ることが怖い。
うまくいきそうになると、自分でブレーキをかけてしまう。
そんなことが起きていたように思うのです。
そして、もう一つ気づいたことがあります。
私は、不幸な自分でいることで、誰かに「ごめんね」と思ってほしかったのかもしれないということ。
もちろん、そんなことを意識していたわけではありません。
でも、傷ついたままの幼い私は、
「私が苦しんでいたら、誰かが私の苦しさに気づいてくれる。」
そんな願いを抱えていたのかもしれません。
もしそうだとしたら、とても苦しい生き方です。
幸せになりたいと思いながら、自分で幸せを遠ざけてしまうのですから。
だから今、私が大切にしたいことがあります。
それは、自分の心のブレーキに気づくこと。
「もしかしたら私は、自分を幸せにしない理由を握りしめているのかもしれない。」
そう気づけたら、それだけでも大きな一歩です。
そして、許すのは誰かではありません。
子どもだった私です。
失敗した私。
ずっと自分を責め続けてきた私。
「あの時は苦しかったね。」
「もう大丈夫だよ。」
そう声をかけながら、自分を少しずつ許していきたい。
幸せなお金持ちになることは、お金を増やすことだけではない。
自分には幸せを受け取る価値があると、心から信じられること。
そのために、私は今日も少しずつ、自分を癒していこうと思います。